2026年のオリオン座流星群は、10月22日午前3時27分頃に極大(流れ星が最も多く見える予想時刻)を迎えます。この時間帯は月がすでに沈んでいるため、月明かりに邪魔されない良好な条件で観測できる年です。この記事では、いつ・どの方角を見ればいいのか、そして観測の際のちょっとしたコツまで、初心者の方にもわかりやすくまとめました。
オリオン座流星群2026、見頃はいつ?

2026年の極大は10月22日3時27分頃(前後する場合があります)です。放射点(流れ星が飛び出してくるように見える中心点)は、この時刻に南の空高度70度ほどまで昇り、空全体に流れる流星を見つけやすくなります。
本番の時間帯:10月22日午前1時30分〜夜明け前(一番の狙い目)
次点:極大の前後1〜2日間も出現数がほぼ変わらないため、10月20日夜〜21日明け方、22日夜〜23日明け方も観測のチャンスです
東京では、10月21日午後9時頃に放射点が東北東の空に昇り始め、その後どんどん高度を上げていきます。
冬を代表する、狩人の姿をした星座

中央に並ぶ「三つ星」が目印。赤いベテルギウスと青白いリゲルの対比も見どころです。
オリオン座は冬を代表する星座ですが、10月下旬にはすでに未明(夜半すぎ)に昇ってきます。
オリオン座流星群の名前は、この星座に由来します。
東京・10月21日夜〜22日未明の目安

1時30分〜夜明け前は月明かりの影響がなく、観測に適した時間帯です。
方角・高度は東京における目安です。観測地により多少異なります。
月明かりの影響は?

10月22日の月齢は10.4で、上弦を過ぎた明るい月が夜のはじめには昇っていますが、午前1時25分頃には沈んでしまいます。そのため、月が沈んだ後の1時30分〜夜明け前は、月明かりの影響がなく観測には良い条件がそろいます。
出現数はZHR20〜25ほどとされ、1時間に15〜20個ほどの流星が観測できると予想されています。
ZHRはあくまで「快晴・無月明かり・空全体が見渡せる理想的な条件」での理論値です。実際に目で見える数は、住んでいる場所の空の明るさ(光害)や天候によって大きく変わります。
どの方角を見ればいい?

オリオン座流星群という名前の通り、放射点はオリオン座の中(ξ星付近)にありますが、流れ星は放射点を中心に四方八方へ放射状に飛び出すように現れるため、方角をあまり気にせず、できるだけ空が広く見渡せる場所で、ぼんやりと空全体を眺めるのがコツです。
この時期には冬の大三角も昇り始めており、明るい木星や土星、火星も観察できます。
コツは「放射点」を凝視しないこと

流れ星は放射点を中心に、空のあちこちに現れます。
南の空を中心に、なるべく広い範囲を見渡すのがコツ。街灯など明かりが少ない方角を選びましょう。
方角は東京における目安です。観測地により多少異なります。
観測の準備・見るときのコツ
双眼鏡や望遠鏡は不要です。視野が狭くなってしまうため、流れ星の観測にはむしろ不向きで、肉眼で空全体を見渡すのが一番よく見えます
街灯りの少ない、空が広く開けた場所を選びましょう
目を暗闇に慣らすのに20〜30分ほどかかります。スマホの画面を見る回数はできるだけ減らしましょう
10月下旬の深夜は気温がかなり下がります。防寒着や膝掛けなど、しっかりした寒さ対策を用意しましょう
どこで見るのがおすすめ?
基本的には光害が少ない場所ほど、より多くの流れ星を楽しめます。郊外や山間部、キャンプ場などが理想的ですが、月明かりの影響がない時間帯であれば、自宅のベランダや近所の公園など、身近な場所でも十分に楽しめる可能性があります。
よくある質問
まとめ:特別な機材なしに楽しめるオリオン座流星群に注目!
2026年のオリオン座流星群は、極大の時間帯に月明かりの影響がほとんどない、観測しやすい年です。母天体は約75年ごとに地球へ接近することで知られるハレー彗星(1P/Halley)で、速度が速く、流星痕が見える明るい流星も多いのが特徴です。特別な機材がなくても、暗い場所で空を広く見渡すだけで流れ星に出会えるチャンスがあります。10月22日未明、ぜひ夜空を見上げてみてください。

