さそり座 — 赤きアンタレスが導く、夏の天の川の主役

さそり座アイキャッチ
目次

1. 星座名・学名・略符・読み方

さそり座/学名:Scorpius/略符:Sco/読み方:さそりざ

2. 見つけ方

赤く燃えるように輝く1等星アンタレスが「さそりの心臓」にあたる目印です。アンタレスから南へ、S字型に曲がりながら伸びる星の並びが尾にあたります。いて座の西隣、夏の天の川がもっとも濃く明るく見える方向にあります。

さそり座星図

3. 観測に適した季節・時間帯

見ごろは7月です。ただし南の空低い位置に見えるため、南の視界が開けた場所がおすすめです。東京では最大高度が約25°、那覇では約34°まで昇り、南に行くほど観測しやすくなります。

4. 日本からの見え方

見える(日本全国)。ただし赤緯が南寄りのため、南の空の低い位置に見えます。南に行くほど観測しやすくなります。

5. 神話・由来

ギリシャ神話では、狩人オリオンを刺し殺したさそりの姿とされています。オリオンとさそりは同時に空へ昇らない位置関係にあるとも伝えられています。

6. 含まれる代表的な天体

アンタレス(さそりの心臓にあたる1等星で、赤色超巨星として夏の夜空でひときわ赤く輝きます)、M4(球状星団)、M6・M7(尾の先付近にある散開星団)。

7. 豆知識・トリビア

さそり座といて座の間の方向には天の川銀河の中心があり、夏の天の川がもっとも濃く明るく見えるのはこのためです。

8. 観測に便利な機材

双眼鏡があると、尾の先付近にあるM6・M7などの散開星団の輝きを楽しめます。

9. 関連する用語事典項目へのリンク

いて座/夏の天の川

見ごろ早見表

時期時間帯の目安方角・高さ
7月上旬〜中旬21時ごろ南の低い空
8月上旬20時ごろ南〜南西の低い空

※上記は目安です。星の南中時刻は1日あたり約4分ずつ早くなっていくため、年・観測日によって多少ずれます。公開前にプラネタリウムアプリ等の一次情報で照合してください。

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この記事を書いた人

はじめまして、星空ログ編集部です。「星空をもっと身近に」を合言葉に、初心者向けの望遠鏡選びといった実用的な情報から、知って得する天体雑学まで、宇宙にまつわるさまざまなコンテンツをお届けしています。日々刻々と変わる夜空の魅力を、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

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