1. 星座名・学名・略符・読み方
やぎ座/学名:Capricornus/略符:Cap/読み方:やぎざ
2. 見つけ方
南の低空、わし座の1等星アルタイルとみなみのうお座(みなみのうお座)の1等星フォーマルハウトのほぼ中間あたりに、逆三角形に並ぶ暗い星々がやぎ座です。もっとも明るいα星アルゲディでも3等星と暗く目立ちにくい星座ですが、東隣のみずがめ座、西隣のいて座と位置関係を押さえておくと見つけやすくなります。黄道十二星座の一つです。

3. 観測に適した季節・時間帯
見ごろは9月上旬〜10月上旬ごろです。21時前後に南の空に見えます。
4. 日本からの見え方
見える(日本全国)。ただし南の地平線に近い低い空(南中高度は約34°)に見えるため、南の視界が開けた場所がおすすめです。
5. 神話・由来
神々がナイル川のほとりで宴を開いていたとき、突然、怪物テュフォンが襲いかかりました。神々はとっさに姿を変えて逃げ、大神ゼウスは鳥に、美の女神アフロディーテとその子エロスは魚に変身してナイル川に飛び込みました(この2柱の姿がうお座の由来になったとも伝えられています)。牧畜の神パーンも魚に変身しようとしましたが、慌てていたために上半身が山羊、下半身が魚という中途半端な姿になってしまいました。この滑稽な姿がそのまま星座になったのが、やぎ座だと言われています。
6. 含まれる代表的な天体
α星アルゲディは肉眼でも2つに分かれて見える二重星として知られています。もっとも明るいδ星デネブ・アルゲディは2.83等、β星はダビーと呼ばれます。星座の中には球状星団のM30があり、双眼鏡や天体望遠鏡で観察できます。
7. 豆知識・トリビア
やぎ座の方向を放射点とするやぎ座の方向を放射点とする流星群(やぎ座α流星群)は、毎年7月10日ごろから8月25日ごろにかけて活発になります。星座占いの山羊座(12/22〜1/19生まれ)とは異なり、実際に太陽がやぎ座の方向にあるのは1月中旬〜2月中旬ごろです。
8. 観測に便利な機材
やぎ座は3等星以下の暗い星ばかりで見つけにくいため、双眼鏡があると星の並びを確認しやすくなります。M30などの球状星団を観察するには天体望遠鏡がおすすめです。
9. 関連する用語事典項目へのリンク
黄道十二星座/球状星団/流星群/うお座/みずがめ座/いて座/わし座
見ごろ早見表
| 時期 | 時間帯の目安 | 方角・高さ |
|---|---|---|
| 9月上旬〜中旬 | 21時ごろ | 南の空 |
| 9月下旬〜10月上旬 | 20時ごろ | 南の空 |

