1. 星座名・学名・略符・読み方
おひつじ座/学名:Aries/略符:Ari/読み方:おひつじざ
2. 見つけ方
「ペガススの四辺形」からアンドロメダ座をたどり、その南東あたりを探すと、「へ」の字を裏返したような小さな星の並びが見つかります。この頭の位置に輝く2等星ハマルが目印です。

3. 観測に適した季節・時間帯
見ごろは11月〜12月です。12月下旬の20時ごろには、南の空高くに見えます。
4. 日本からの見え方
見える(日本全国)。暗い星が多く目立ちにくいですが、黄道十二星座の一つとして知られています。
5. 神話・由来
ギリシャ神話では、後妻に生贄にされかけた王子プリクソスと王女ヘレを救うため、ヘルメスが遣わした黄金の羊とされています。羊は2人を乗せて空を飛びましたが、妹ヘレは途中で海に落ちて命を落としました(その海はのちに「ヘレスポントス」と呼ばれています)。無事にたどり着いた兄プリクソスが感謝を込めてこの羊をゼウスに捧げ、天に上げられて星座になったと伝えられています。その毛皮は、のちに英雄イアソンが求める「金毛羊皮」の伝説につながります。
6. 含まれる代表的な天体
ハマル(α星、羊の頭にあたる2等星でおひつじ座最大の輝星)。
7. 豆知識・トリビア
約2000年前、この星座には春分点があったため、黄道十二星座(誕生星座)の起点とされてきました(現在は歳差運動により、春分点はうお座付近に移動しています)。
8. 観測に便利な機材
暗い星が多いため、双眼鏡があるとハマルからの「へ」の字の並びをたどりやすくなります。
9. 関連する用語事典項目へのリンク
見ごろ早見表
| 時期 | 時間帯の目安 | 方角・高さ |
|---|---|---|
| 11月下旬〜12月中旬 | 20時ごろ | 南の高い空 |
| 1月上旬 | 19時ごろ | 南〜南西の高い空 |
※上記は目安です。星の南中時刻は1日あたり約4分ずつ早くなっていくため、年・観測日によって多少ずれます。公開前にプラネタリウムアプリ等の一次情報で照合してください。

