こぐま座 — 動かない目印、北極星ポラリス

こぐま座アイキャッチ
目次

1. 星座名・学名・略符・読み方

こぐま座/学名:Ursa Minor/略符:UMi/読み方:こぐまざ

2. 見つけ方

北斗七星(おおぐま座)のひしゃくの器の先端2星を結び、その間隔を約5倍のばすと、こぐま座の尾の先端にあたる2等星・北極星(ポラリス)に到達します。北極星から暗い星をたどると、北斗七星を小さくしたような「小びしゃく」の形が見つかります。

こぐま座星図

3. 観測に適した季節・時間帯

周極星のため一年中沈みませんが、おおぐま座(北斗七星)とともに高く上る春(4月〜5月)の21時ごろが観察の好機です。

4. 日本からの見え方

見える(日本全国)。天の北極の近くにあり、一晩中沈まない星座です。

5. 神話・由来

ギリシャ神話では、女神アルテミスの侍女カリストの息子アルカスの姿とされています。ゼウスの妃ヘラの呪いで熊に変えられた母カリストを、猟師に育ったアルカスが気づかずに射抜こうとしたため、ゼウスが2人ともに天へ上げて星座にしたと伝えられています(母カリストはおおぐま座になりました)。

6. 含まれる代表的な天体

北極星ポラリス(α星、2等星。地球の自転軸の延長線上に近く、一年を通じてほぼ同じ位置に見える。太陽系に最も近いセファイド変光星としても知られる)。

7. 豆知識・トリビア

ポラリスは約3.97日周期で明るさがわずかに変化するセファイド変光星です。地球の歳差運動により、「北極星」の役割を担う星は約1万年周期で入れ替わっていきます。

8. 観測に便利な機材

肉眼でも北極星そのものは見つけやすいですが、双眼鏡があると「小びしゃく」を形作る暗い星々もたどりやすくなります。

9. 関連する用語事典項目へのリンク

おおぐま座/北斗七星/周極星

見ごろ早見表

時期時間帯の目安方角・高さ
4月〜5月21時ごろ北の空(北斗七星が高く上る好条件)
通年いつでも北の空(沈まない)

※上記は目安です。北極星自体はほぼ動きませんが、周囲の「小びしゃく」の見え方は時刻・季節で変化します。公開前にプラネタリウムアプリ等の一次情報で照合してください。

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この記事を書いた人

はじめまして、星空ログ編集部です。「星空をもっと身近に」を合言葉に、初心者向けの望遠鏡選びといった実用的な情報から、知って得する天体雑学まで、宇宙にまつわるさまざまなコンテンツをお届けしています。日々刻々と変わる夜空の魅力を、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

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