おおいぬ座 — 全天一明るきシリウスを従える猟犬

おおいぬ座
目次

1. 星座名・学名・略符・読み方

おおいぬ座/学名:Canis Major/略符:CMa/読み方:おおいぬざ

2. 見つけ方

オリオン座の「三つ星」を東(左下)へ延長していくと、全天でもっとも明るい恒星シリウスに突き当たります。シリウスはおおいぬの口先・首元にあたる位置で、非常に明るく輝くため、街明かりの中でもすぐに見つけられます。

おおいぬ座の星図

3. 観測に適した季節・時間帯

12月〜3月ごろに観測でき、見ごろは2月です。20時ごろには南の空、高度30°ほどの位置に見えます。

4. 日本からの見え方

見える(日本全国)。ただし赤緯が南寄り(およそ-16.7°)のため、南の空のやや低い位置に見えます。

5. 神話・由来

ギリシャ神話では、狩人オリオンが連れていた猟犬の一頭とされています。オリオンとともに、うさぎ座(野兎)を追いかける姿とも伝えられています。

6. 含まれる代表的な天体

シリウス(おおいぬ座α星。全天でもっとも明るい恒星で、地球からの距離は約8.6光年と太陽系にごく近い)、M41(双眼鏡でも楽しめる散開星団)。

7. 豆知識・トリビア

シリウスは日本では「青星」「大星」などとも呼ばれてきました。冬の宵、オリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオンとともに「冬の大三角」を形作ります。

8. 観測に便利な機材

双眼鏡があると、シリウスの近くにあるM41散開星団の星の集まりを楽しめます。

9. 関連する用語事典項目へのリンク

冬の大三角/シリウス/オリオン座

見ごろ早見表

時期時間帯の目安方角・高さ
1月下旬〜2月中旬20時ごろ南の空(高度約30°)
3月上旬19時ごろ南〜南西の低い空

※上記は目安です。星の南中時刻は1日あたり約4分ずつ早くなっていくため、年・観測日によって多少ずれます。公開前にプラネタリウムアプリ等の一次情報で照合してください。

おおいぬ座

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事を書いた人

はじめまして、星空ログ編集部です。「星空をもっと身近に」を合言葉に、初心者向けの望遠鏡選びといった実用的な情報から、知って得する天体雑学まで、宇宙にまつわるさまざまなコンテンツをお届けしています。日々刻々と変わる夜空の魅力を、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

目次