おとめ座 — 春の大曲線がスピカへ導く、銀河の季節

おとめ座
目次

1. 星座名・学名・略符・読み方

おとめ座/学名:Virgo/略符:Vir/読み方:おとめざ

2. 見つけ方

北斗七星の柄のカーブをそのまま南へ大きく延長すると、オレンジ色に輝くうしかい座の1等星アークトゥルスに至ります。さらに同じ弧を伸ばしていくと、青白く輝くおとめ座の1等星スピカに到達します。この北斗七星からスピカまで続く一連の弧は「春の大曲線」と呼ばれています。

3. 観測に適した季節・時間帯

春〜夏に観測しやすく、見ごろは4月〜6月です。5月上旬の22時ごろには、南の空高度60°ほどの位置に見えます。

4. 日本からの見え方

見える(日本全国)。全天88星座の中でも、うみへび座に次いで2番目に広い星座です。

5. 神話・由来

ギリシャ神話では、正義と豊穣の女神アストライア、あるいは大地の女神デメテルの娘ペルセポネの姿とされています。手に持つ麦の穂の輝きがスピカにあたるといわれています。

6. 含まれる代表的な天体

スピカ(麦の穂にあたる1等星で、青白い輝きが特徴)、おとめ座銀河団(数千個もの銀河が密集する領域で、望遠鏡での銀河観測が楽しめる「銀河の季節」の主役)。

7. 豆知識・トリビア

スピカという星名は、ラテン語で「(麦の)穂先」を意味し、おとめ座が手に持つ麦の穂を表しています。

8. 観測に便利な機材

望遠鏡があると、おとめ座銀河団に密集する銀河の淡い輝きを見つけやすくなります。

9. 関連する用語事典項目へのリンク

春の大曲線/春の大三角/うしかい座

見ごろ早見表

時期時間帯の目安方角・高さ
4月下旬〜5月中旬22時ごろ南の高い空
6月上旬20時ごろ南の高い空

※上記は目安です。星の南中時刻は1日あたり約4分ずつ早くなっていくため、年・観測日によって多少ずれます。公開前にプラネタリウムアプリ等の一次情報で照合してください。

おとめ座

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この記事を書いた人

はじめまして、星空ログ編集部です。「星空をもっと身近に」を合言葉に、初心者向けの望遠鏡選びといった実用的な情報から、知って得する天体雑学まで、宇宙にまつわるさまざまなコンテンツをお届けしています。日々刻々と変わる夜空の魅力を、わかりやすく丁寧にお伝えしていきます。

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